2019年10月23日水曜日

子どもの交通安全教室

10月20日(日)10時から西高宮公民館で、子ども(小学生)のための交通安全教室がありました。主催/交通安全推進委員会

講師 福岡市市民局・生活安全部生活安全課・生活安全専門員
   海老﨑 浩一氏、堤 邦彦氏

   西高宮交通安全推進委員会会長
    明瀬 計

内容
1.ビデオ鑑賞
2.自転車の正しい乗り方
3.交通事故にあわないために
4.その他

参加者 37人(小学生34、おとな3)

第一部では「自転車の安全ルール」をビデオで学んだあと、海老﨑さんから交通安全についての話がありました。
「グーチョキパー!」「パーパーチョキ!」
海老﨑さんの掛け声に合わせて、まずはグーチョキパー体操



海老﨑さんが子どもたちの安全防犯について質問、子どもたちも熱心に考え答えます。

「軽車両」って何のこと?
 自転車、馬車、リヤカーのことだよ

横断歩道をわたるときは?
 自転車からおりて、歩いてわたろうね
 ただし、自転車横断帯がある場合は乗って横断できるよ

自転車にのるとき、ぜったいにしてはいけないことは?
 ・二人のり
 ・横並びで走る
 ・かさをさしてのらない
 ・手ばなし運転をしない

信号の黄色の意味は?
 赤と同じでわたってはいけないよ、止まれだよ

歩行者用信号が点滅したら?
 必ず止まる

一時停止標識がある地点では?
 自転車も車両の仲間だから、一時停止をしなければいけないよ

「いかのおすし」とは?
 いかない
 らない
 おごえをだす
 ぐにげる
 らせる
 
行動するときは「時間に余裕を持つことが大事」
  そうすれば信号がチカチカしても急いでわたらないでしょう?


*****


第二部では、明瀬会長による「ルールとマナーを守ることの大切さ」についての話です。
「自転車は車の仲間です。必ず点検してから乗ろう」と明瀬会長

■自転車の点検のときはー
 「ブタはしゃべる」
 ブ・・・ブレーキ
 タ・・・タイヤ
 は・・・反射板
 しゃ・・・車体、ハンドル、サドル
 べる・・・ベルの確認


「横断するときは手を上げる」
ドライバー側からすると、本当に大事!

西高宮小学校の周囲の通り
「この標識は朝7時から9時までは車は進入禁止なんだよ」
身近な例に子どもたちは身を乗り出します

市崎1丁目バス通りの交差点

信号がなく事故の多い危険個所です
「向こうが全然見えないでしょう。ここは充分気をつけないといけないよ」


■もし事故にあったら、必ずおうちの人や警察に言おう!

■大濠の花火大会が去年から中止になった。どうして?
 (人が混んで花壇が踏みつぶされたりした)
■離島のキャンプ場が閉鎖になった。どうしてだと思う?
(ゴミが放置されるから)

交通ルールを守ることで自分の身を守れること、いろいろなルールやマナーを守ることで社会の秩序が保たれていること、子どもたちは真剣なまなざしで学びました。


参加した子どもたちの声
「止まれの道路標識は車用かと思っていた。これからは自転車のとき、一時停止して安全確認をします」高宮通り沿いの5年男子

「今度から自転車に乗る前に点検をします」お母さんと天神まで自転車で行くという6年男子

「自転車に乗るときは、ちゃんとヘルメットをかぶるようにします」自転車で習い事に行く2年女子(ヘルメットは持っている)

「今日習ったことを守ってこれからは自転車に乗ります」お父さんと自転車で買い物に行く4年女子