1.出発
◎10:15、大刀洗平和記念館に到着。まずは参加者で記念写真。
この震電は、映画「ゴジラ-1.0」用に製作されたものですが、映画用に創作された架空の戦闘機ではありません。太平洋戦争の末期に旧日本海軍が開発、蓆田飛行場(現在の福岡空港)で試験飛行まで行われましたが、終戦で幻となった飛行機です。
海軍零式艦上戦闘機三二型
(世界で唯一の現存機)
(世界で唯一の現存機)
陸軍九七式戦闘機
(世界で唯一の現存機)
(世界で唯一の現存機)
この陸軍九七式戦闘機にまつわる企画展「51年ぶりに引き揚げられた戦闘機-九七戦と第一〇五振武隊の記録-」も開催されていました。
◎映画
大刀洗飛行場の跡地を男の子とその曾祖母が訪ねて歩く「大刀洗 3.27」という映画を視聴しました。
1945年3月27日、B29爆撃機の大編隊から1000発近い爆弾が投下された「大刀洗大空襲」、その時に頓田の森に避難していた立石国民学校の生徒31人が犠牲になった「頓田の森の悲劇」の話も語られていました。
◎朗読
大刀洗平和記念館朗読部会・竹中圭子会長による朗読「ふたつの悲しみ」(筆者:杉山龍丸)を聴きました。杉山龍丸氏は夢野久作の長男であり、私財を投げうってインドの緑化に尽力し、インドの緑の父(Green Father)と呼ばれているそうです。
3.道の駅うきは
戦後80年の節目にあたる本年に、過酷な時代に死と向き合った若者たちや、青春すら知らずに短い生を終えた多くの子どもたちの存在を間近に感じることにより、地域の様々な世代の皆様と平和への想いを共有したいと、バスハイクを企画しました。あらためて、ご参加くださった皆様ありがとうございました。
なお、8月10日の午後4時より西高宮公民館にて、「戦後80年をおもう住民の夕べ」を開催いたします。ぜひご参加ください。参加無料です。