2019年8月9日金曜日

ふれあいサロン “わかば“

8月7日(水)西高宮公民館で行われたふれあいサロン“わかば“
今月は地域の子どもたちとのふれあい交流会です。第一部にヴァイオリン演奏会、第二部は体操やゲームが行われました。

主催/社会福祉協議会
協賛/子ども会育成会連合会
参加者/おとな40人(男5人・女35人)
   /小学生21人(男7人・女14人)




ヴァイオリン演奏会
  演奏  山本 栞奈(かんな)さん

【プログラム】
1.愛の挨拶 エルガー
2.無伴奏ヴァイオリンのための《荒城の月》の主題による変奏曲  山岡耕作
3.映画「塔の上のラプンツェル」より「輝く未来」 アラン・メンケン
4.少年時代 井上陽水
5.見上げてごらん夜の星を いずみたく
〈アンコール〉
G線上のアリア バッハ







【プロフィール

福岡市生まれ
福岡音楽学院附属幼稚園にて4歳よりヴァイオリンを始める
西高宮小学校、高宮中出身
第70回全日本学生音楽コンクール北九州大会高校の部 1位及び全国大会出場
現在 東京藝術大学1年在学中


演奏者を紹介して下さった橋田政子さんから
「演奏もたいへん素晴らしかったけれど、懸命に聴いている皆さんも素晴らしかった」





演奏が終わって

「このような立派な演奏を身近な公民館で聴けて、生きていてよかった」(女性)

「演奏がとてもていねいで、音の一つ一つに気持ちがこもっていたと思う」(6年女子)

「『塔の上のラプンツェルは好きな曲でうれしかった」(4年女子)

「ヴァイオリンの演奏を聴くのも見るのも初めて。ステキな音だった」(5年女子)

「とてもきれいな音だった」(3年男子)



山本さんへの質問タイム

「ヴァイオリンの難しいところは何ですか?」
  ー早い音のとき、指を早く動かすのが難しいです


「どうしてヴァイオリンを選んだのですか?」
  ー音楽学院附属幼稚園年中で、ピアノかヴァイオリンかを選ぶとき、ピアノはじっと座らないといけないので、立って弾くヴァイオリンの方がいいなと思った」

「練習時間はどれくらいですか?」
  ー大学受験前など多いときは、一日に10時間」

「ヴァイオリンをやめたいと思ったことがありますか?」
  ー今日の練習をやめたいと思うことはあっても、ヴァイオリンをやめたいと思うことはなかった」



取材者から

まだ十代の若さなのに堂々とした本当に素晴らしい演奏、戸外の猛暑も忘れ、しっとりとしたヴァイオリンの音色に魅せられたひとときを過ごしました。
質問コーナーでの山本さんは、素直であどけない印象でそのギャップに親しみやすい魅力を感じました。



演奏会の後は防災カードを使ったグーチョキパーゲーム
勝った人は、サバイバルクッキー、負けた人にはあめ玉がもらえます。


続いて、椅子に座って体操です
「あいうべ体操」、肩・腕や指・足首をぐるぐる動かします


「つま先がしっかり上がるかな?」

体操の仕上げは、おとなと子どもがペアになり肩たたき

ゲームと体操が終わったら、おやつタイム
パンやアイスをいただきながら 会話も弾みます

「おばあちゃん、どうぞ」とお茶の紙コップを
差しだすやさしい子どもの姿も


最後に全員で「我は海の子」「ふるさと」を歌って 交流会が終わりました。


参加した70代の女性
「今日のふれあいサロンは楽しかった~、面白かった~!」

真夏の一日、ヴァイオリンの演奏を聴いたり、ゲームや体操をしたり、元気な子どもたちと一緒だとそれだけで活気あふれる場になり、力を分けてもらえた気がしました。