2020年10月8日木曜日

避難所運営研修がありました

 9月27日(日)10時半から、西高宮公民館で「避難所運営研修」(主催/西高宮校区防犯防災部会)が行われ、西高宮校区自治協議会・各種団体、公民館、町内会長などから37名が参加しました。

西高宮校区自治協議会では、毎年定期的に防災訓練を行ってきましたが、コロナ禍の今、感染予防に配慮した対応が求められています。
今回、福岡市で新たに作成された「避難所における新型コロナウイルス感染症対応マニュアル」などを基に、密を避けるためにスペースを確保した避難所レイアウト、避難所における感染症対策、運営スタッフの役割分担などを学びました。
また後半では備蓄品の非常食を試食しました。




内山仁/自治協会長
「先日の台風10号の時、西高宮小学校体育館でも初めて避難所が開設されました。もし避難が長期にわたる時は、地域ぐるみで避難所運営に大きく関わることになります。この研修を生かせるようにしていきましょう」


田邉博司/防犯防災部会副会長
「今年1月に合同訓練を行いましたが、実際に自分が何をしていいか分かりにくいと感じた人もいたのではないでしょうか。この研修を通して、各自担当の役割をしっかりと確認できるようにしましょう」


一人で一週間の食料

試食会ではー
備蓄用の食品を発熱剤を使って温めます


カレーピラフにトマト味、和風炊き込み飯・・・「どれにしようかな」



大庭寿人 防犯防災部会会長
「今後も更に内容を充実させ、今日のような研修を続けていきたいと思います」


参加者の声から
「このような詳細な避難所運営マニュアルの資料は初めて見た。1月に実際の合同訓練をしていたのでイメージをつかむことができた」

「各町内会の中でもこのマニュアルを取り入れ、住民全員で感染症に配慮した防災意識を持てるようにしていきたい」(町内会長)

「台風10号の時は、避難所の小学校まで遠い町内なので、避難を呼びかけるか大変迷った。今日の研修は内容が詳細にわたり、自分がどう動くべきかわかった」(民生委員)

「定期的にこのような研修があれば、更に自分の役割についての認識が徹底できると思う」(体育振興会)