2020年10月12日月曜日

「あおり運転」厳罰化から4か月

~交通安全推進委員会から~

「あおり運転」 あわないために


今年6月、あおり運転の厳罰化を盛り込んだ「改正道路交通法」が成立してから4ヶ月。
先日、あおり運転による2例目の逮捕者が出ました。容疑は数分間にわたって乗用車に幅寄せをしたり、進路をふさぐように車線変更を繰り返したということです。

近年、あおり運転による死亡事故が起こったことで、大きな社会問題となり、人々の関心も高まっています。それにもかかわらず、あわや大事故につながるようなあおり運転の報道を連日のように目にします。















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今年6月、チューリッヒ保険会社がドライバーに実施したあおり運転についての調査によるとー

■あおり運転の厳罰化の改正道路交通法の成立を知っている? 約8割
  
■厳罰化により、危険運転が減少すると思う? 76.9%
  
■減少しない理由として「危険な運転をする人の心理や行動は変わらないと思う」 70.1%

■あおり運転をされた経験がある? 
約6割(前年と変わらず)
 一年以内にあおり運転をされた? 4%

■どのようなあおり運転被害を受けた? 
 1位(73.5%)/車体を接近させ、もっと早く走らせるように挑発する
 2位(25.3%)/車体を接近させ、幅寄せされた

■あおられた原因として思い当たるのは? 
 ・車線変更をした(17.7%)
 ・追い越し車線を走り続けた(15.3%)
 ・法定速度を守って走っていた(14.5%)

■被害を受けたらどうする? 
 ・道をゆずる(43・8%)

■あおり運転をされないように工夫していることは?
 ・車間距離をしっかりとる
 ・余裕のある車線変更、ウインカーを早めに出す
 ・周囲をよく見て、相手にゆずるようにしている
 


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被害を受けないために
厳罰化をしても、あおり運転が激減する状況にはならないかもしれません。
ただ、安全な運転やゆずる運転を心がけることが、あおり運転の被害をできるだけ避けることにつながります。


ドライブレコーダーの設置を!
自衛の手段として、ドライブレコーダーを車に搭載する人が増えています。車の後方に装備する車も増えています。追突されたり、後続車からあおられたりした場合もずっと記録されています。
ぜひ車の前方と後方に搭載しましょう。