気持ちのいい秋晴れが続いています。
この時期、平尾新池では、水辺に紫の実を付けた植物を見かけます。ムラサキシキブです。
緑水会の元会長・小野宗利さんによると、ここに植えたものではないので、どこからか飛んできて根付いたものだろうということです。
名前の由来には、上品で美しい紫色の果実を平安時代の女性作家『紫式部』になぞらえたもの、また「ムラサキシキミ」から転じてなど諸説あるようですが、なんとも奥ゆかしさ漂うネーミングです。
ムラサキシキブ(紫式部)シソ科の落葉低木で、古くから日本の山地の湿地や森林に自生する。6~7月に淡いピンク花が咲き、10~11月ころ鮮やかな紫の実を付ける。