9月4日(水)ふれあいサロン“わかば“で、音楽レクリエーションがありました。
主催/社会福祉協議会
ゲストに予防医学と健康管理のスペシャリストである肥後喜子(ひごきいこ)さんと肥後さん率いる4人のタンゴバンドグループ、福岡大学医学部看護学科の井上ゆりこ先生と看護学科の学生4人を迎えて、楽しいひとときを過ごしました。
ゲストの自己紹介
看護学科の井上先生は「健康の維持管理・増進のために地域でどういう試みをされているのか勉強に来ました」
音楽療法士の肥後さんは「西高宮公民館を訪問するようになって10年になります」
元気な学生さんたちの指導で、輪になりゲーム
やはりゲームは楽しいもの。笑顔があふれます
【ソーラン玉入れ】赤青緑黄4色の紙玉を「ソーラン節」に合わせて隣の人に手渡し、「赤!」と声がかかると赤を持った人がそれを箱に入れます。数の多かった組が勝ち。
参加者へ心のこもった手作りのメダルがプレゼントされました
いよいよ演奏会。肥後さんはじめオレンジチームの出番です。まずはオカリナの演奏。
「富士の山」「海」「ふるさと」のメドレー
耳慣れた曲に合わせて、会場からは美しい歌声が聞こえます
今度はカラーの図を使って、質問形式で脳の働きの説明です。
「私たちの細胞は60兆あるのに3%しか使われていません」
「脳の中で記憶をつかさどるのはどこ?」ー海馬
「海馬は両方にある?それとも片方?」ー両方
「海馬で短期記憶を繰り返すと、今度はどこに保存される?」ー前頭前野
鮮明な画像を使っての説明はしっかりと脳裏に焼き付きます
「物忘れを少しでもくい止めるためには、手指の体操や料理が効果的ですよ」
手指の体操、難しか~!
「さあ、神経細胞を増やすために脳活しましょう!」
次はみんなで参加してリズム合奏。トーンチャイムやカスタネット、鈴を使います
曲目は「おもちゃのチャチャチャ」
パートごとに色分けされた歌詞を見ながら楽器を鳴らします
このドキドキ感がまた楽しい!
最後はバンド(ヴァイオリン、バンドネオン、ピアノ)によるタンゴ演奏
「エルチョクロ」「津軽海峡冬景色」「ラ・クンパルシータ」「高校3年生」など
初めて見るアコーディオンのような楽器【バンドネオン】
左右両側にドレミボタンがあり、しかも並びがランダムと聞いて
会場から思わず「へえ~」と驚きの声があがりました
社会福祉協議会委員の堀川さんの挨拶
「老化を止めることはできないけれど、少しでも遅らせるために、一日3回食事前に手指の体操をすることにしようと思います」