昨年12月に準備がスタート、西高宮公民館に回収ボックスを設置すると地域の人から多くの蔵書が寄贈されました。
それらの本を13人(男性4人、女性9人)のスタッフで手分けして、運び入れ、消毒、一冊一冊中身をチェックし、ラベリング、分類別に本棚に並べるなどの準備作業を終え、ようやく開館となりました。
資金面でもゼロからの出発でしたが、文具など必要最低限の経費はフリーマーケットで捻出。また急きょ自治協議会から助成金も支給され、活動を応援してもらい大きな力となったそうです。
ここ本の部屋の開館日は月に2回。ゆっくり本を読んで時間を過ごすだけでなく、その日は貸し出しも行っています。
また第2木曜日は[ポンポコTime]があり、読み聞かせなどのお楽しみがあります。
開館時間:第2木曜日 10:30~12:30
※お楽しみあり [ポンポコTime]
第4木曜日 10:30~12:30
※お楽しみあり [ポンポコTime]
第4木曜日 10:30~12:30
来月は7月11日(木)、7月25日(木)
【代表・甲斐育子さんのお話】
「地域のみなさんのおかげで、これだけのジャンルの本が数多くそろいました。
本好きな人はもちろん、ここに腰かけてぼんやりしてもいいし、小さなお子さん連れのお母さんは公園帰りに立ち寄ってください。ここに来てほっとしてほしい」
本日のお楽しみ[ポンポコTime]
手あそび歌で遊びながら「でんでんむし」の歌詞を覚え、絵本の読み聞かせ「どろぼうがっこう(かこさとし作)」に心もわくわく。
大人になっても絵本の読み聞かせを受けることがこんなに楽しいものとは!
忘れかけていた感性に響いた気がします。
日本の古典文学全集(1~21巻) |
俳句のコーナー |
絵本もいろいろ |
小さい文字が読みづらくなった人でも画集や写真集なら手に取ってもらえそうです。
西高宮公民館で本の寄付を受付しています |
本の部屋のキャラクターは もちろんポンポコたぬきさん |
地域の図書館ならではの温かい空気が流れている「本の部屋」
ここにいると本の方から近づいてくるような親しみを感じます。
構想からわずか5か月での開館。
地域の人たちに心が満たされる空間と時間を提供したいというスタッフのみなさんの思いが伝わってきて、豊かな時間を過ごした満足感を味わいました。
次回は6月27日、ぶらりと立ち寄ってみませんか・・・