福岡市では、9月1日の「防災の日」から9月7日までの1週間を「備蓄促進ウィーク」と定め、家庭や企業内での備蓄をはじめ、市民に防災意識を高める取組みを行っています。
〈取組1〉備蓄促進キャンペーン
~さあ、お店に出かけよう~
福岡市の取り組みに賛同した企業や店舗による防災グッズや備蓄食品の展示、販売コーナー。
またバーチャル消火体験もありました。
袋から出してすぐに食べられるパンは、しっとりと柔らかく甘みもあり、たいへんおいしかったです。
〈取組2〉防災キャンプ2018
~アウトドアの知識を防災にいかそう~
テントの設営のほか、火おこし体験やはしご車試乗体験などが行われる予定になっています。
自衛隊による野外入浴テントの展示 |
自衛隊による炊き出しの唐揚げは、食べやすいひとくちサイズ。しっかり味で食欲をそそります。紙コップ入りを爪楊枝で食べるのもアウトドア感覚で楽しいです。
災害救助支援用ドローンを使い、要支援者に浮き輪を運ぶ実演もあります。
ローリングストックとは?
日ごろ食べている食品を多めに購入し、食べた分だけ買い足し、くり返し非常食として備えていくことです。
災害発生時に自宅にとどまる場合、まず2日間は冷蔵庫内の食品を中心に食べて、3日目以降は備蓄食品でまかないます。できる限り日常生活を維持するために、最低3日~1週間分の備蓄が必要です。
参加者へ配られた備蓄食品 |
―防災キャンプに参加して―
私たちが住んでいる地震大国日本。近年は地球温暖化で局地的豪雨による水害や土砂災害もますます増えています。
誰にでもすぐにできることは、万が一のために食品を少し多めに備えること。そして消費期限を確かめながら普段の食事に使い、買い足していくこと。日常のちょっとした心がけで備えていくことの大切さを学びました。