2019年12月5日木曜日

リサイクル 正しい分別できていますか?

11月18日(月)施設見学会(主催/環境美化連絡会議)で、佐賀県のリサイクルトレー選別センターと吉野ケ里歴史公園へバスハイクに行きました。


【行き先】 エフピコ愛パック (株)佐賀選別センター(佐賀県神埼市神埼町)
      吉野ケ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)
【参加者】 29人(男14、女15)


9時、平尾新池隣のツインハイツ駐車場を出発、10時30分に最初の目的地である(株)佐賀選別センターへ到着。

まず、担当の田中さんから会社のリサイクルへの取り組みの話のあと、約10分間のビデオで、食品トレーのリサイクルについて学びました。


この選別センターで選別されたトレーは
広島県のリサイクル工場に送られ
新しいトレーに再生されます

「黒いトレーからできたリサイクル材料『ペレット』は
クリーニング屋のハンガーに再生されます」と田中さん
会場からは「へえ~なるほど~」

回収されたトレーを選別している様子

このあと実際、トレーを選別する様子を見学



人の手で、再生できないトレーが素早く取り除かれていきます
ここでは20人の障がいのある人が選別作業に携わっています

再生可能な発泡スチロールのトレー

再生できない非発泡スチロール性のトレー
中には汚れのひどいもの、乾きが悪くカビの発生したものも・・・

スーパーのリサイクルボックスから送られた回収品の中には
ガラスや刃物類など危険物もあるので、作業には集中力が欠かせません

選別、パッキンされたリサイクル工場行きのトレーを
持ち上げてみたら、「わあっ、軽い‼」

発泡スチロールはなんと90%が空気でできている!
(残り10%が材料のペレット)


「ここではこのような透明容器もリサイクルしています」



選別センターの見学を終え、バスで10分ほどの吉野ケ里歴史公園へ
あいにくの雨・・・
すべらないように気をつけて歩きました

楽しいランチタイム♪

昼食後は吉野ケ里歴史公園の散策へ
バスで移動するグループと歩いて回る人も

「北墳丘墓」のコーナー

ゆっくり散策したあと、全員そろって帰りの途につき、16時、ツインハイツ駐車場に到着。



わたしたちが日ごろ、スーパーのリサイクルボックスに入れているトレー。
この見学会で「トレーのその後」を自分の目で確かめたことで、責任を持ってリサイクルすることの大切さを実感しました。



★使ったトレーを回収ボックスに持って行くとき、気をつけることは?
リサイクルできるのは、爪楊枝が刺さり、パキッと割れる発泡スチロールです。
きれいに洗い、よく乾かして持って行きましょう。



★カップ麺の容器も回収ボックスに入れていいの?
カップ麺、納豆などの容器は、同じ発泡スチロール製でも製造工程が異なるためトレーといっしょにリサイクルはできません。燃えるゴミとして出しましょう。