2024年7月11日木曜日

ヒューマンライツ講座 「第2回みんなでカフェ」

7月6日(土)14:00~16:00、人権尊重推進協議会主催のヒューマンライツ講座 「第2回みんなでカフェ」が西高宮公民館で開催されました。
参加者は33人。南区企画振興課から2人、南区広報担当キャラクター「ため蔵」くんも参加しました。

(スリランカの国旗)


内容(テーマ): スリランカを知ろう 
講師(お話) : 梅田 アン さん

スリランカ出身。
1995年に来日し、福岡市東区在住。
自宅で子ども向け英会話教室を主宰。
現在、東区の公立小学校2校のゲストティーチャーをつとめる。
市内の公民館での異文化講座の経験も多数。 



 人権尊重推進協議会 花田会長挨拶
(左:司会 NPO法人ドネルモの見野さん、右:花田会長)




講師 梅田アンさんのお話

自己紹介に続いて、スリランカ(スリランカ民主社会主義共和国)についての話があり、みなさん熱心に聞いていました。 

・国旗、国歌
・公用語(シンハラ語、タミル語、英語)
・気候
・あいさつ
こんにちは→アーユーボーワン
ありがとう→イストゥティー
・学校生活(日本との違い)、
・人気のスポーツ(バレーボール、クリケット)
・民族衣装(サリー、サロン)
・8つの世界遺産、
・最大のお祭り「ペラヘラまつり」
などなど

 
(梅田アンさん) 



動画 「日本を救ってくれた『スリランカ』」 を視聴 

(内容)
第二次世界大戦後、1951年のサンフランシスコ講和会議で、セイロンのジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ代表(のちにスリランカ第2代大統領)は、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、愛によってのみ止む」というスピーチを行い、日本への賠償請求放棄を表明し、各国に寛大な対応を呼びかけた。そして、日本列島分割統治案は採択されず、日本の国際社会への復帰への後押しとなった。
日本が主権を回復し、戦後初めて国交を結んだ国は、アメリカではなく、セイロン(現在のスリランカ)である。


(会場の様子) 



 民族衣装の試着
(女性はサリー、男性はサロン) 



 おいしい紅茶の入れ方
(紅茶の入れ方を説明する梅田アンさん) 



 スリランカの紅茶とお菓子で懇談
紅茶、コキス、
キトルシロップをかけた
ココナッツミルクのアイス
「ため蔵」くんもいます!

・コキス
(小麦粉とココナッツミルクで作ったお菓子)
・キトルシロップ
(スリランカのヤシの花蜜)


(懇談の様子) 



 梅田アンさんへの質問(抜粋) 

 ◎日本に来て一番困ったことは? 
→ バスです。
当時はバスの表示が日本語だけで、どうしたらいいか分からず、困った。

 ◎スリランカカレーとインドカレーの違いは? 
→ スリランカカレーはライスでナンはない。
スリランカカレーはココナッツミルクを入れる。 



 最後にみんなで記念写真
みんなニッコリ、はいチーズ!



親日国のスリランカ。
知らないことがいっぱいありましたが、
楽しく、おいしい「みんなでカフェ」でした。




【人権尊重推進協議会】