8月3日(日)10時~11時30分、高宮1丁目3区町内会では、まちづくりラウンドテーブル第2弾として「初めて学ぶユマニチュード講座」が三月田館で開催され、大人26人、子ども9人が参加しました。
◎落合町内会長の挨拶 認知症について、みんなで学び、正しい知識を身につけ、高齢者が安心して暮らせるように、みんなで支え合いましょう。 ◎講座の内容
講師:伊東貴幸 氏
(小規模多機能おさ 「弥永亭」 管理者)
第1部 「キッズ向け認知症サポーター養成講座」
みんな熱心に聴いています。
認知症になると・・・
・上手く覚える事ができない
・考えるスピードが遅くなる
・怒りっぽくなる
・元気がなくなる
・上手く計画がたてられない
おばあちゃんは何人くらい?
1番 ・ ・ ・
2番 はーい!
3番 はーい!!
第2部 「児童・生徒向けユマニチュードⓇ講座」
ユマニチュードってなに?
相手に届けたいサポートを、うまく受け取ってもらうための具体的な技術と「なぜそれを行うのか」という考え方(哲学)からできています。
技術と哲学を通じて「あなたのことを大切に思っています」という気持ちを、相手が理解できるように表現し、伝えることで、ケアを受ける人とケアをする人が良い関係を築きます。
【4つの技術 】
1.見る
瞳を見ること(アイコンタクト)
正面から、水平に、近い距離で、長い時間みること。時には下から見ることも。
2. 話す
ゆっくり話すこと
穏やかに、ゆっくりと、歌うように、うれしいと感じる言葉を。 チクチク言葉は×
3. 触れる
つかまないように触れること
広く、柔らかく、ゆっくり、なでるように、包み込むように。 つかむ、ひっぱるは×
4. 立つ
できるだけ立つ時間をつくり、動くこと
1日に20分立つことを取り入れると、寝たきりの予防になります。
手でメガネを作って、体験しました。
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頭の体操、クイズ、記憶力を確かめるゲーム、二人一組になっての伝言ゲーム、「見る」「話す」「触る」などのワークショップもあり、あっという間の1時間30分でした。
参加者のみなさん、認知症についての理解を深めることができたのではないでしょうか。